グリード

ラストレターのグリードのレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
4.0
売れない小説家が青春時代の初恋を棚卸しする物語。
良い。
青春を愛する男の究極の願望映画やった。

めちゃくちゃ、男のセラピー映画です。
心に良い。

年老いた男の初恋の彼女は亡くなっていたがその親族たちから、優しく受け入れられる。

初恋の彼女にクリソツの娘から、貴方だけが、生きてる時の希望でしたと告げられる。
そして、元カノの妹との文通体験も主人公の心を優しく包む。


主人公の福山雅治には、何も障害がない。
ラノベみたいに美女に優しくされる。

だけど、なんか廃校でカメラを構えてる福山雅治観たら、カッケェってなる。
まるでcm。
これはアジアを覇権するシーン。

これ、自慢映画ですね。

物語上、大学時代に彼女がDQN先輩の豊悦に奪われた設定になってます。

しかし、大学時代は一切映さない。
まぁ、これで正解ですよね。

これは現代生活に病んでる中年男性が、福山雅治になって美女に癒される映画ですから。

学生が描いたら障害がないので、怒られそうな脚本も岩井監督の演出で、良い映画になるんだなぁー
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