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ラストレターのmiのレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
3.6
filmarks試写会にて鑑賞😌
ありがとうございました!
(劇場鑑賞だとつい、感情こもって感想長くなりがち!)

色々気になるとこあったけど、個人的に刺さる箇所があり、2回ほど泣いてしまった〜🥺お隣の席の方々も泣いてたし、1人で家で観てたらもっと号泣してたと思う…。号泣したかった。

でも、作品好きか嫌いかでいうと、そんなに好きではないかな…
一人二役って、やはり無理がある…
未咲の遺影の前髪のカツラ感が違和感ありすぎ、気になりすぎて…冒頭からちょっとコントなのか??みたく印象に残ってしまった。

わたしの中の岩井俊二作品イメージと比べて、よくある邦画って感じに見えてしまったのは残念かなぁ。(期待もしてたしね)なぜか途中同窓会あたりまで、名探偵コナン劇場版みたいな流れだ…と思った(謎)

手紙の流れはとてもよかったのだけど、、なんで2人に返信してるのかってのがモヤモヤしてたし、まぁ説明したらそれはそれでダサいのかもしれないけれど。。

松さん夫婦があんまりスッと入ってこなくて、、個人的に演じてる松さんあんまり好きではないからかもだけど、、庵野さんの演技も。。。(゚ω゚)
妹、仕方ないのかもだけど、性格ひねくれすぎでは…?

福山さんと神木くん脳内で繋げるのにも少し時間がかかったけど、福山さんのちょっとモッサリした感じ、ややふっくらした感じがなんだかよかった。。

小説の装丁のパッとしない感じも、なんとも、、、

わたしは、親族に自殺したひとがいるので、、、残された家族の感じとか、お葬式の感じとか、遺書をあんな風に残す感じとかは違和感ありまくり。色々切り抜けてきたとはいえ、子どももあんなに明るいのは嘘にしか見えない。

でも、病死って言うのは違うって思ってたから、そこだけは激しく共感。

死に至る理由とか、もっと説得力あったらよかったのかな??母になってる未咲がまったく見えてこなかった。。。

豊川悦司はめちゃくちゃカッコよくて、ダメなやつのはずなのにマトモな意見言っててカッコよくしか見えないのもダメだ。。。

作文で、無理矢理感動させられて純粋なところをえぐられる感じで泣けたけど、、ずるい〜とも思った。声重ねてるとことか、ずるい演出!
もう作文読み上げるだけで、感動誘うには充分では。。。?映画館であれを観て聴くという行為が、すごく言葉が刺さる。。。

音にこだわっていたようで、たしかによかったけれど、、撮影は意外と普通というか、自然というか。やはり篠田さん撮影監督の頃とは違う、、その意図が知りたくなった。もしくはやはり撮るひとが違うと撮影監督の意図があるのか。。岩井さんの演出なのか??

ファーストカットの自然な入り方はよかったな。
階段のシーンも、岩井俊二ぽい空気感だったけど、こんな素敵な学校あるか?って感じ。

すずちゃんが色んな顔に見えてるのは良かったかな。娘のときの自然な表情がよかった。

妹ちゃん役もとてもよかった◎

でも、美人しか目に入らない感じとか、露骨すぎるよ、、、そして男によって不幸になってしまう聡明なはずの美人さん、、、という扱いはリアルかもだけど哀しい。

余談ですが、友人がスタッフで参加してて、プレスブックにもエンドロールにも感動してしまった…🥺

そういう意味でも、学生の頃、映画撮ってたこととか高校の頃とか、昔の恋人とか思い出して、、作文の夢を叶えられたりられなかったりのくだりがもう…涙腺崩壊だった。

めちゃくちゃ忙しくって、マトモな生活できてない最近だけど、なんとかやりくりして試写会行けてよかった。日比谷シャンテの試写室にたどり着くまでに3箇所くらい間違えて入ったのが辛かったけど!
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