庵野、元気かい？今回は少し短めの感想。
勘違いから始まった不思議な文通を描いた作品。作家性溢れるストーリー性がありました。
LINEやメールでのやり取りが主流の現代だからこそ手紙という題材がグッと心に染みる上に際立つ。手紙でのコミュニケーションも滅法少なくなったであろう、今。
自主映画の脚本を書くだけでなく、たまには手紙も書こうと思った次第です。
主演の演技。福山雅治が良い意味で福山雅治らしくない、渋い役柄を見事に演じ切っておりました。そして広瀬すず。実はあまりお好きではないのですがこの透明感よ、演技を磨いたのは間違いない。彼女こそ主演としても良い。
台詞回しにせよ演技にせよ違和感を感じられる事なく観れました。いやぁー、良かったなぁ。
あ、あと庵野秀明は少しお茶目？w
手紙を通した味わい深いながらもコミカルさもあるこのドラマ、なんと美しいことでしょうか。傑作です。
