何でもカネで言うこと聞く汚職警官・ニコケイが、カジノホテルで行われるボクシングの試合にて、警護を任せられる
すると、そこで思わぬ殺人事件が!
実は事件の裏に、国家機密に関わる問題が隠れていて...という話
ブエナビスタ(タッチストーン)製作なので、一応ディズニー映画?
興行収入的にはこけちゃったらしく「まぁ〜そうかな〜」って感じの出来(同週公開のプライベート・ライアンに押されちゃったらしい)
でも世間の評価ほどは悪く無いと思う
なんかクライマックスが『半沢直樹』みたいだった
冒頭の長回しがいかにもデ・パルマって感じだけど、これ実は編集されまくってるんだって
本作への影響としてデ・パルマは『羅生門』を挙げてるんだけど、それは確かに...って感じの作られ方だったと思う
画面が途中で分割されるのは後年の『パッション』(2012)と同じで、試合中のやじ「Here comes pain」(だったかな?)も『カリートへの道』から引用されてるところを見ると、デ・パルマの作品って妙なリンクがあるな〜と思った