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永遠の門 ゴッホの見た未来のJIZEのレビュー・感想・評価

2.0
偉大な画家"フィンセント・ファン・ゴッホ"の晩年が描かれる。おもに"作品を生み出すチカラの源"が重厚な語り口から静観に紡がれていく。が、面白くはなかった。正直観てて解釈も掴みづらく、ゴッホの何をみせたかったのかがイマイチよく分からない。。一貫して悟りを開いたような台詞が連発するだけなのでシンドさのほうが勝ってしまった。。ストーリー以前に語り掛けるような独特なプロセスで進行するため、何にフォーカスして映画に置き換えてるのかが不明。ゴッホにはゴッホだけの世界が見えたに違いないがそれを解きほぐす映画ならではのエクスキューズが作品単体としても抜け落ちているように思いました。つねにゴッホ目線。フランスの美的な野山は物語以上に美しく堪能できます。
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