『僕が信じていれば良い』
サーカスの見せ物のひとつとして水槽の中に入れられた人魚 エリザベスと、病弱な少女エルとの出会のシーンはとても幻想的。
エルの病を治すため共にやってきた記者 カムとエリザベスがだんだんと惹かれあっていく様はとても美しく、少しダークファンタジーさのある雰囲気も印象に残った。
けれど、不思議なことにクライマックスがどうだったかはすっかり忘れてしまうくらい展開が薄かったのが残念。
エリザベスの歌唱など美しいシーンがいくつかあるので、ストーリーよりかは芸術作品を垣間見みているかのような感覚だった。