4姉妹の会話劇としてのテンポ感も素晴らしいし、脚本も喜怒哀楽がカラフルで面白く、観応え抜群でした。
回想シーンと、現在進行のシーンと感覚的に織り交ぜてあって、
心情とマッチするのも巧み。
シアーシャローナンはまさに監督自身のキャラクターに近いですが、
結婚への価値観だったり、その不安だったり、
お金対する価値観とか、愛に対する誠実さだったり、グッとくるシーンがたくさんありました。
フローレンスピューの表現豊かな親しみやすい演技もずっと観てたいくらいだったし、
4姉妹の持ち味が存分に発揮されて、自由で素晴らしい演技でした。
ティモシーシャラメに、ローラダーン、メリル・ストリープと豪華キャストで、
捻くれてるけど、とても現代的で自由な傑作でした。
