みどりんぐ

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のみどりんぐのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

【みる前の疑問】
若草物語がモチーフ?若草物語の映画化ではないの?
→本当に作者が描きたかったことまで含めて映画化されているということか…とても納得

【構成のここが凄い】
時代前後(若かりし頃の思い出と現在)がうまく描かれている(色味が違ったり、7年という時代差を感じさせない役者の力量)
リアルと本の世界の境界線の見せ場
→観ている者は自然と二つの物語を見ているが、それに気付かない、気付きにくい
→違和感なく、両方の想いに浸れる

【個人的に感じた文脈】
•ヒロインは結婚することがハッピーエンディングという夢物語への終止符
•gender equality との闘い(still nowかもしれないが、それ以上の時代だった)
•若かりし頃誰もが持っていた記憶(特に兄弟がいる人なんか特に)を思い出させる、どこかノスタルジックな感情を産む作品
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