セイラ

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のセイラのレビュー・感想・評価

4.0
姉妹のカラーパレットがはっきりしていて良いと伺って鑑賞。
評判通り衣装が本当に可愛い。
個人的に好きな児童書イラストレーターであるガース・ウィリアムズと同じくRoyal College of Art出身ということで名前は知っていたのに、ジャクリーヌ・デュラン目当てで映画鑑賞はしたことがなかったので、それをとっても悔やむ!それくらい素敵!
19Cのお話なのでお洋服が今とは異なるのが当たり前なはずなのに、特に違和感を感じることもなく、衣装衣装していなくて自然な普段着という風に鑑賞できた。楽しかった。
内容としても、日常の尊さ、女性の幸せはどうあるべきか、など考えさせられる愛すべき作品。

---pickled limes, blanc-manger---
また、クリスマスの朝のシーンは心が温まる。
やさしさの連鎖が光るシーンで、「妖精が来たの?」というセリフに思わずときめいてしまった。
このお食事こそ再現したいこと極まりないのだけど、一人暮らしでそんな量は作れないのでそれはクリスマスまで持ち越し。
今回は原作への愛も込めてpickled limesを作りました。日本語訳ではライムの砂糖漬けのようだけど、レシピを探したら酢漬けや塩漬けが出てきたので、両方料理。個人的には砂糖漬けのほうがおすすめ。
また、もう一つ有名なblanc-mangerも。こちらはお家にあったアーモンドミルク、グラニュー糖、生クリーム、ゼラチンがあれば作れるという簡単スイーツだったので重宝しそう。パンナコッタより優しい舌ざわりで好きでした、おすすめ。
セイラ

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