このレビューはネタバレを含みます
過去の話に移るとき、目に映ったものから記憶が蘇るような描写がとても良かった。
エイミーがどうしても振り向いて欲しかったローリーを手放せてしまうジョー、そんなジョーへのエイミーの嫉妬心。わかる。
メグに「あんなやつと結婚するのはやめて女優になってわたしといる方が楽しいよ」というジョーの気持ちわかる、わたしも去年姉に対して同じようにそう思ったし、「愛してるから結婚したいどんな苦労も受け入れる」このメグの気持ちもわかる。
NYで一度の酷評に激昂したのはどれだけ考え方が違っても田舎ではどんな自分も受け入れ愛して貰えてたから、ローリーの愛を受け入れなかったのは夢があったから。なのかな。それがなくなってから、その愛にすがりたくなるのもわかる……結婚しない意思もでも寂しくてたまらないのもわかりすぎて泣いちゃった。
賢くて正しいことは陰で泣いてもやりとげるジョーかっこいい。
ローリーとエイミー婚約後の怒涛の執筆シーンが最高だった。勇気をもらった。
本の装丁シーン凄い良かった。それを見つめるジョーの姿も。
ローラ・ダーンママの「怒りの制御」にも思うところがありすぎて…
ベスの体調が急変する夢見てからの流れとベスが亡くなった日のローラママの涙が辛かった。
ティモシー・シャラメの初登場シーンと
エイミーへの「結婚なんてするな」のシーンとジョーへの丘でのプロポーズのシーンが良すぎてたまげてしまった………
フローレンス・ピューの泣きの演技と「結婚なんてするな」の後の狼狽た演技素晴らしすぎた。全編通して最高だった。出演者全員演技がうま過ぎて最高だった!
グレタ・ガーウィグ俳優としても監督としても本当に大好き。彼女の描く女性像が大好きです。
今年はまだあまり映画観てないけど、確実にNo.1