このレビューはネタバレを含みます
どのシーンを取っても素敵で、魅入ってしまう。
4姉妹の可愛さ美しさが、たまらなく好き。
時系列が行ったり来たりするため、懐古しているような感覚になるし、現在と過去の対比シーンもいくつかあって、感情が揺さぶられる。
4姉妹もそうであったように、人生において決断しなければならない時は必ずある。重要なものから取るに足らないような些細なものまで。
でも、どんな場面にせよ、他人の影響を受けるかもしれないが、最終的に決めるのはいつだって、他の誰でもない自分であって…
だから、他人どう思うからとかそんなつまらない理由で決断するんじゃなくて、自分はどうしたいのか、自分にとって何が1番重要で幸せかを考えるべきだと思う。
とか言っておきながら、私は他人の意見に惑わされて決断してしまう時が多々ある。
そして決断した後に、｢やっぱりあの時…。｣と後悔する事も少なくない。
でも、後悔したって後戻りは出来なくて。
他人に相談する事が悪いんじゃなくて、他人に流される事が良くないんだ。
｢皆やってるから。私も。｣
確かに、皆がいるところは安心感がある。安全だと感じてしまう。でも、その安心感と引き換えに自分を無くしてしまう気がしてならない。
だから、自分が自分であるために、自分の意思でしっかり決断出来るようになろうと思う。
この作品は、私の背中を押してくれた。
2020/10/14
ついにDVD&Blu-rayリリース！
もちろん事前予約での受け取り。
そして２回目の鑑賞。
何度観ても、ローリーとジョーの関係にはドキドキするし、泣ける。
ベスとジョーの海辺の場面は儚くて辛くなる。
屋根裏(？)でジョーが孤独を訴える場面からの流れ、毎回めちゃくちゃ泣いてしまう。
(2020/10/14 更新)
2021/8/27
相手にちゃんと言いたい事が言えなくて、後悔して、そのままずるずると引きずって、他の事にも集中出来ない…そんな日々が続いてる。
いったん全部リセットして、また明日から前を向いて生活したい、そう思ってこの作品を。
今の私自身の悩みが恋愛関係なだけあって、今までみたいに｢自分らしく生きること｣に焦点はいかず、自分の今の想いと重なるところもあり、ローリーとジョーとエミリーの恋愛の上手くいかなさに焦点が。
解決することの無い悩みではあるけれど、今はとりあえずこの作品のおかげで少し心が軽くなった。
やはり、この作品は色んな角度から私を救ってくれる。
(2021/8/30 更新)
