このレビューはネタバレを含みます
とてもとても共感するところが多くてなんだか切ない気持ちでいっぱい。
結婚が全てではない、縛られたくない、自分も男性のように稼ぐんだっていうジョーの気持ちはわかる。でも、『家族がいれば幸せだと思ってた。でも、どうしようもなく孤独なの』このセリフが全てだと思う。結局、結婚というものは社会を生きる上での一つのステータスであり、そこから満たされる部分も多いんだろうな。
ジョーは最後まで自分の選択を持って生きていたし、お金のために本の中では結婚するという構成もとても好きだった。生ぬるくない感じ。
ジョーとローリーの間にあった『愛』はなんだったのか。ローリーはなぜエイミーを愛せたの？っていうところをずっと考えてる。ローリーは完全にジョーに恋していたし、ジョーのために、ジョーが愛してくれると信じて生きてきた。ジョーはこの好意に気づいていたし、だからこそ告白させなかった。ジョーにとって結婚は怖いものなのかな？自分が変わってしまうみたいな。メグが結婚した時に『逃げるなら今よ』なんてアドバイスしてるところは本当に子供だったし、どこか現実逃避的な思考を持っていたのかなあ💭
きっとそうでなきゃ、まともに夢も語れない(追えない)ような時代だったんだろうな。
それにしてもローリーと結ばれない運命は切ない…😭草原でのシーンは素晴らしかった。積りに積もった想いが爆発して、荒々しいのにとても儚くて切ない。こりゃティモシーがなせる技だね☺️ティモシーに乾杯🥂
また映画館でみる👻
