ちょっと前に、最初の10分ぐらい観て止めてた作品。何故もう一度観ようと思ったか?
それは、原作の漫画を読んで、その内容に引き込まれてしまったから。
障害者が主人公というのも珍しいが、この漫画を読んで、初めて障害遠持つ人の気持ちに触れた感じがした。今までは、移動が大変だろうとか、単純に行動範囲が狭いだろうとかしか思っていなかったが、「性」に対して踏み込んだ事により、今まで以上に障害を持つという事について深く考えさせられた。
そしてこの作品は、原作の漫画に限りなく忠実に再現されていて、2次元だった主人公に、血を通わせ肉付けをしてくれました。
ちょっと強引な設定が有るものの、障害者を持つ母親の苦悩や葛藤、搾取を続ける偽友人、彼女を支える人たちと様々な人間模様も見どころ。
日本は、あまりにも漫画の出来が良すぎて、ドラマも映画も漫画に頼っているんじゃないか?と思っているのは私だけでしょうか?