ツネイシ

37セカンズのツネイシのレビュー・感想・評価

37セカンズ(2019年製作の映画)
4.4


『もう、怖くないですか??』


東京の片隅で母親とひっそりと
暮らす脳性麻痺のユマ。

彼女は才能溢れる漫画家なのだが
その障がい故にアイドル漫画家?
のゴーストライターに甘んじてい
る。

公園に落ちていたエロ漫画雑誌を
拾った事をきっかけにユマの驚異
に満ちた冒険の旅が始まる……。

彼女は冒険を通して世界の広がり
と素晴らしさ、自分の生きる意味
を知り、大人になって還ってくる。

まず物語(脚本)が素晴らしい。

ユマを助けて導いてくれる人達と
出逢う人総てが愛おしくなる。

後半の重要人物に出逢うまでの
旅のくだりが蛇足に感じたりも
しましたが、ユマの冒頭の台詞
にガツンとやられましたよ。

今回、初めて舞台挨拶なるものに
参加いたしました。

鑑賞後に主演の佳山明さんと
大東駿介さん、監督HIKARIさん
のお話を伺いました。

監督と大東駿介さんの話から
伝わる現場の熱気と佳山さん
の魅力。

何度もおおきにって言ってた
佳山さん。

パンフレットも撮影時の佳山さん
の様々なエピソード満載でした。

パンフレット読んで泣いたのは
初めてかも😅

物語では敵役的な面もある母親役
の神野三鈴さんとのエピソードは
必読です。


劇場鑑賞通算267本目。
ツネイシ

ツネイシ