このレビューはネタバレを含みます
障がい者をテーマにした映画は、傑作が多すぎて、少し期待しすぎたかもしれない。
私一個人の意見としては、障がい者の性をもっと深く描いてほしかった。
(セックスは、人間以前に動物として生きる上で、当たり前で欠かせない行為なのに誰もが汚らわしいものとして話題にするだけでも御法度とされる。
でも、俗に言う健常者も障がい者も当然同程度の性欲はあるわけで。どうして、障がい者だけが性からは遠い生き物のようにみなされるのか。)
また、渡辺真起子さん演じる風俗嬢と、大東駿介さん演じる介護士がなぜあれほどまでユマに真っ直ぐ向き合ったのか。
そっちサイドのストーリーも見たかった。
でも、間違いなくいつまでも心に残る、
幸せなシコリの様な映画。
いつかまたすっと思い出すだろう。