普段見ないタイプの映画を見た。
映像や映画の雰囲気がイギリス映画っぽいと思った。監督はスペイン人の女性という。
どことなく清潔感漂う、品の良い作風は原作、脚本家も女性である事からくるのかも。
主人公フローレンスは特に魅力的でもなく特別本好きにも見えず書店経営に対する熱意のようなものもあまり感じられなかった。
そのせいか、ラストの、この映画で伝えたかったことは「勇気」だというナレーションも心に響かずそのナレーションは、書店でアルバイトするこまっしゃくれた知的な少女クリスティーンの言葉この子役は非常に良かった。
「やられっぱなし」の書店側の登場人物たちの中でそれなりに効果のある抵抗らしい事をしたのは事の是非はともかくクリスティーンだけだったように思える。