このレビューはネタバレを含みます
この映画が良質かどうか…
難しい…
思いつく感想を。
主人公フローレンスの勇気を讃える物語の構成だとは思うが、結果的には権力者に屈せざるをえない結末になっていった。
まぁ、すべてが救われる訳じゃないのが、現実世界で…エンターテイメントな内容ではなかったってことですね。
ただ、小さな町で、主人公の数少ない理解者であったアルバイトの少女クリスティーンがその意思を継いで今に至るというところが、救い。情熱って人に伝染するんだろうなぁ。
あと、本当に理解者を得られる喜び。周りに敵ばかりだとなおさらありがたいんだろうなぁ。
あとこれはどーでもいいけど、小さい町で、戦後という時代背景なので、「この町にこの本を仕入れるべきか」という、Amazonが跋扈する現代ではあまり考えないことが重要なのが新鮮に感じました。