メキシコの高速バスで見ました。（メキシコは旅客用の鉄道がほぼなく、基本バスが移動手段です。長距離バスだと映画が見れます）
5時間くらいの移動だったので、既に2作、わからないスペイン語で画面のうるさいアクション映画を見ていた自分には、田舎で本屋を開くストーリーと、エミリー・モーティマーの美しい出で立ち、しかも唯一吹き替えなしの英語の上映だったので、見始めてすぐこれはハートフルでゆったり過ごせる良作！！！と期待していたのですが、予想とは違い結構ドロドロした映画でした。
イギリスのあのおもちゃのブロックで作ったみたいな同じ形の家と、人通りの少ない風景、永遠に晴れないんじゃないかとまで思わせるどんよりとした空模様がいい味だしてます。
それにしても地方にささやかな文化を…みたいな気持ちで生きてて、むしろこんな感じで歳をとり、誰にも邪魔されない自分の城をつくるんだ…！と意気込んでる自分にはかなりキツい内容。カール毛の女の子とわちゃわちゃするシーンが救い…つら…。
ちゃんと字幕ありでまた見たいな。現実はどうやら変わらなそうだけど…。
