いい感じにアホの子がアホをやってる映画
ベルギーでのモロッコ人の社会的地位とか、色々背景はありそうだけど
ざっくり言うと
川崎の団地育ちのヤンキーズッ友がノリでヤクザの上前をハネたら、ヤクザがキレたから相当困ったね、という絵に描いたようなJGJT(自業自得)ムービー
主人公サイドが全てにおいて軽いから、やってる行動も全部にウェイトが乗ってない。何なら最後まで乗ってない。
「だが、そこがいい」とココロの中のリトル慶次が言うくらいに主人公の薄っぺらさが、結構見ていて気持ちよかったりする
常に何かがピカピカしてるネオン盛り盛りの画作りが映画の空気を更に軽くしているので好きな人には好きかも
ブラッカイマーがピックアップするのも大納得
誰がなんと言おうとメインヒロインはヤセル
空気の軽さが合わないと、モナカの皮だけ食べるような映画だから好き嫌いは別れそう
まさかのリドリー・スコット師匠のSAVAGESエンディングにちょっと驚いたけど、この手法にこの映画には合ってたかな
