Sinamon

ブルー・マインドのSinamonのネタバレレビュー・内容・結末

ブルー・マインド(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

15歳のミア(ルナ・ヴェドラー)は、両親の事情で新しい街に引っ越して来ます。
親への苛立ちと思春期の不安を抱える中、彼女は派手なクラスメートのジアンナたちと親しくなり、アルコール、万引き、ドラッグ、異性とのセックスなどを体験します。
ある日ミアは、自身の体の不気味な変化を感じ始めていくというストーリーです。

転校生と言う事で孤独に過ごしていた学生生活がジアンナの仲間に入れた事で明るくなったミアだったのですが、初潮が始まり、身体が変化していくのですが、その変化が普通ではありませんでした。

飼っていた金魚をムシャムシャと食べたり、足のゆびの間に水かきのようなものが出現しはじめます。
一人で病院に言って調べてもらうのですが、症例がないと言われ病院から抜け出し泣きながら帰って行く姿に何とも言えない気持ちになりました💧

ミアは、自分が養子なのではと疑い始め、よそよそしい両親に相談することもできずにいます。
ハサミで足に出来た水かきを切って自分でどうにかしようとするのですが、どんどんひどくなる一方で、やがて脚の皮膚がドス黒く変化し始め、皮膚が剥がれ落ちて脇腹にエラが出現してしまいます。
身体の変化についていけず一人孤独に苦しむミアを見て悲しくなってしまいました😢

両親が不在のマンションの一室でミアの身体はついに決定的に変わり始めてしまいます。

駆けつけたのは親友ジアンナで人魚🧜の姿になってしまったミアを引きずってトラックに乗せ、海へと向かいます。
二人はしばらく黙って肩を寄せ合います。
やがてミアは静かに海に入り人魚🧜として生きていく姿にこれからミアはどうなってしまうのかなと思わずにはいられませんでした😢

グロいシーンもあるのですが、映像も綺麗で美しい映画でした。 「RAW」や「ゆれる人魚」に似ているなぁとも思いますが、スイス映画ならではの美しさがありました🧜🌊💖 主役のルナ・ヴェドラーさんも友達役のゾーイ・パステルさんもとても可愛く美しい顔をしていてスイス映画あまり見ませんが心に残る映画でした。
Sinamon

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