楽園の雪音のネタバレレビュー・内容・結末

村八分って本当に悪しき慣習だよなぁ。未だに存在してるのが恐ろしい。
霊よりも、怪物よりも人間の悪意こそがこの世で一番怖いと思う。

ストーリー上では真実が有耶無耶になってしまったので作品としての娯楽性には欠けるところはあるけど、人が起こした事は全て人に起因するのかなと思わせられましたね。

虹郎君の回復だけが明るい唯一の微かな光でした。


以下、個人的な考察としては犯人はやはり豪士君かな。彼の母親が紡に渡した財布らしきものは愛華のもの？それを豪士が所有していた事。紡に渡したメモに「紡ちゃんは悪くない」というニュアンスが書かれてたと言う事は、豪士自身が悪いと示していること。母親のなぜの問いに間接的とはいえ否認しなかった事。そして最後の跡をつけていったシーン。これだけ揃ってて別の犯人説じゃストーリーとしておかしい。と言う事で豪士君でしょうね。