世間縛苦

楽園の世間縛苦のレビュー・感想・評価

楽園(2019年製作の映画)
3.4
終始、自然の美しさと人間の醜悪が対照的だった。

田舎の閉塞感と男性優位社会の感じがよく表れていて鬱々。
住んだことある人にしか分からないと思うが、私は“何処に行っても同じ”とは思えず、都会に出た口。

あっちがどっちなのかは己次第だけれども、結局のところ、みんな“あっち側”に居たくないんだよね。

「楽園」というタイトルをラストカットに持ってきた演出は効果的に感じました。