もりはるか

楽園のもりはるかのネタバレレビュー・内容・結末

楽園(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん難しかった。。。こういうタイプの映画あるある、結局真相がわからない。モデルになってる事件がきっとあるんだろうけど、その事件自体が解決しきってないのかな?

あいかちゃんの後ろをたけしがついていくところも、大人になったつむぎちゃんが見ているから結局想像の範囲でしかない感じだし、やっぱりわからないまま終わってるんだ。なにもわからないまま時間だけが過ぎていくという遺族たちの過酷さを表現していたのかな。それでも生きていかないといけないつらさ。そして真相がわかったところで区切りなんかつかないんだという悲痛な叫び、、。

虹郎の最後のセリフ。ずっと考えてたけど、田舎から都会へ出た友達を見ている立場ということを思うと少しわかるような気もする。私も同じだし。
都会に出て1人で生きている同級生ってすごく強くみえるし、自分の田舎でのつまらない生活とはかけ離れてみえる。自分ができなかった事だから、都会の友達が楽しそうにしていないと希望が持てない。都会でさえ楽しくないんだったらここは一体なんなんだって思っちゃう。そういう意味で「楽園をつくれ」なんて言ったんじゃないかしら。。。