saya

Girl/ガールのsayaのレビュー・感想・評価

Girl/ガール(2018年製作の映画)
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見終わってから色々考えたり調べたりしてしまった。

思春期とジェンダーと親子と自分が好きなものと、全てが静かに混ざり合ってぐるぐるしたすごく繊細な映画でした。

ララの言葉は少ないし表情もどこかずっと悲しげで、でも意志の強さもあって、そんな彼女の気持ちがずっと伝わってくる。
ララのパパの気持ちもすごく良くわかる。

最後にそんなことしちゃダメだよって思う出来事があるけど、ララにとってはそこまで思い詰めてのことなんだなというのもわかってとても辛かった。

どんな人でもその人自身がそうありたいと思える生き方が出来て、それを周りも当たり前に思える環境になっていけばいいなと思う。
自分もそうありたいし、学んでいきたいと改めて思いました。

ララが満面の笑顔で幸せになれてることを願わずにはいられない映画でした。
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