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Girl/ガールのPOSCAMのレビュー・感想・評価

Girl/ガール(2018年製作の映画)
3.5
トランスジェンダーとして生きることの苦悩と難しさを淡々と描く本作。同監督の『CLOSE』同様、余韻がすごくて、観終えてしばらくすると強烈に心に刺さっているのに気付きます。

同じようなシーンの繰り返しで、正直少し退屈しながら鑑賞していたら、ラスト10分の展開が衝撃すぎて…かなり不意をつかれて思わず声を上げてしまいました。

娘を心配するが故に深く干渉しようとする父親の気持ちも分かるし、誰にも解決できない悩みを心にしまい込み、閉じこもるララの気持ちも分かる。互いを想うからこそのすれ違いが観ていて苦しかったです。
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