このレビューはネタバレを含みます
2021年元日に視聴。見るに値する作品であった。黒人ピアニストと粗暴で世渡り上手な白人がツアーを巡るために、黒人差別の顕著なアメリカ南部へ行くお話。黒人と白人がタッグを組むのは「最強のふたり」のようだが、こちらは黒人の方が気品あふれる常識ある人物。若くから人種差別を味わい、我慢をし続けて、自分の意志を突き通すかっこよさ、差別を受ける黒人ピアニストを守ろうとする、元黒人差別主義者の白人。二人の関係の深まり方や意志を貫く大切さを学んだ。
また、アメリカでの人種差別がどれほどのものだったのかがわかる、ハートフルな素晴らしい映画。
ちなみに題名の
グリーンブック＝黒人でも安心して南部の旅ができるハンドブック
