このレビューはネタバレを含みます
用心棒としてクラブで働いていた主人公の白人くんがクビになり、なんやかんやで黒人くんのミュージシャンとともに、差別に向き合いながらツアーを周るという話。ちょっと前に見たから記憶もあいまい、人物名もわからないので省略。ごめんなさい。
ガサツで喧嘩っ早い白人くんの成長に驚く。なんかいいところでいい仕事する。バーにいった黒人くんが暴力ふるわれているところを助けたり、夜黒人は歩いちゃいけないと指摘され捕まったり、、、
実は何もわかってない、がむしゃらの方がいい人なんじゃないかって思ったり。
好きなシーンはいろいろある。ケンタッキーを食べて車からゴミ投げるシーン。ジュースを取りに帰るところはくすっとする。
あとは黒人集うバーで、さらっと弾くピアノ。しかも一曲目がクラシックの木枯らしってのが非常に良い。その後も楽しそうにする二人。あんまり黒人くんが笑顔になるシーンがない分、このシーンかなり良く、なんでかちょっと涙が出た。
ノンフィクションってのがまた良い。こんな時代って本当にあったのかなぁ、とか理不尽だよなぁ、とか。今この国でこの状況だからないだけなんだよなとかいろいろ考えさせられる。
あと黒人くんの部屋の装飾や芸術品が良いので、一旦止めて観たくなる感じ
