グリーンブックのぺんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

イタリア系白人のチンピラ風の男が、黒人ピアニストのコンサートツアーのドライバーを務めるお話。
ドクターは天才ピアニストとしてアメリカ中からオファーがあるけど、社会的には黒人として見下される一方、成功者・お金持ち・高貴な家ということで黒人社会にも居場所がない。おまけにバイセクシャルの様で、それゆえ孤独を抱えている。

アメリカでは未だに、黒人というだけで泊まれる場所、食事の場所が制限される地域があるんだな。「グリーンブック」は、実際にあった黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブックだそうな。

トニーがドクターに言った「さびしい時こそ、一歩踏み出せよ」という言葉が印象的だった。
ラストは、一歩踏み出せて良かった。