福きき

グリーンブックの福ききのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
ただただ重い人種の話じゃないです。
作品にスーッと入り込める。
ハッピーエンド。見終わったあと自分も幸福感で癒やされる素敵映画なので、疲れてるときでも視聴可でしょう。
1つ1つの展開に意味がないものがない。
いい大人が成長する過程も素晴らしい。
既視感がない、頑張って演出してない、疲れない。
アメリカンジョークも、上品。
キャラクター設定、時代設定、俳優たちの演技がよかった。
銃乱射みたいな凶暴な展開はなし。
暴力っぽい部分は少々あるが、適度な感じ。
楽しい部分と考えるべき部分をしっかり分けてられてて、趣旨が心に伝わりまくる。
2019年のアカデミー作品賞、納得です。
ヴィゴ・モーテンセンは、とってもいい中年になってて、うれしい。
「グリーンブック」のタイトルも物語の中でしっかり意味があって好き。
(良作なのに、ださタイトルつけられて避けられちゃう悲劇もしばし起こるので)
いやー、面白かったです。
福きき

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