グリーンブックのこまのネタバレレビュー・内容・結末

立場が対照的な2人が互いを補い合って仲良くなってく系の映画はたくさんあるけどやはりよい。チキンのくだりが特によき。

ほぼ差別のない日本に住んでる人間からすると差別系の映画は想像を超える描写に落胆のため息出るし勉強になる。
黒人でもなく白人でもなく男でもないじゃあ who am I のシーンは苦しかった。オレンジバードでの演奏みたいに心地よい場所でプレイするのは簡単なのにあえて先陣切って戦って行く。生きづらさを抱えながらも立ち向かって行くドクに敬服ですわ。それでも演奏を聴きにきてる人間にはなかなか伝わらないところもまたリアルというか、そうだろうなと。
それでもコップ捨てるぐらいナチュラルに人種差別してたトニーがラストでは家族に紹介して、差別用語やめろよの発言。
現実でもこうやって少しずつ変わっていったんだろうなって想像した。恐らく初めての経験であろう白人(あえて)からの心からのハグが2ヶ月間のツアーの成果。