このレビューはネタバレを含みます
第91回アカデミー賞5部門ノミネートに選ばれた作品。
作品賞に輝いてほしいなぁ。
ヴィゴモーテンセンとマハーシャラ・アリの演技もとても素晴らしかったです。
長い長い道のりの中での2人の会話や、噛み合わない性格が音楽と共に絶妙。
次第にお互いに1人の人として尊重し合っているところがとても良かった。
お互いに高め合える存在って本当素敵ですよね。
行く先々で白人からも黒人からも酷い差別と冷たい目を浴びるドク。ドクとトニーの雨の中のやり取りは印象的でした。
「あんたが弾くピアノはアンタだけ」
この台詞に大きく救われたのではないかと思っている。自分の演奏をここまで真剣に聞いて認めてくれるトニーの存在はドクにとって大きい存在だと思う。
最後のバーで演奏しているドクが1番輝いていた。純粋に楽しそう。
そして周りもドクの音楽を楽しでいる。
「さみしい時は自分から先に手を」
最後のシーンもとても温かい。
結構ヴィゴが肥えてた。けど本当セクシーで大好きな俳優さん。
マハーシャラの「ムーンライト」早く観なきゃな〜。