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グリーンブックのRのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.8
すごく観やすい作品だったなぁ〜。
2時間?あっという間!

監督さすがのコメディ要素!
笑える場面が、、いや、、笑えるっていうか
にっこりアハハって、
カラッと笑顔になれる場面があるからこそ、
差別を受ける場面は心が曇る。
ドクが辛い目にあうたびに、苦しくなる。

黒人は自分たちよりも下。
というなんだか意味のわからない偏見や差別が当たり前のようにすりこまれてるからこそ、
黒人が使ったコップを汚いと捨てる
黒人の使いっ走りなんてバカバカしい
と、悪気なく、そうすることが当たり前で、普通で、常識。
でも人間には立場の違いはあれど、
人種の違いなんかなくて。
それは人と人の繋がりや絆
肌の色じゃなくてその人の中身
そこで交流して、その人となりを知って、それで好きか嫌いか尊敬できるかそうでないか
が決まる。

これから生まれてくる子供たちには、
黒人差別があることを教えなくていいと思ったりもする。。
知ってしまうと、ひどいな、可哀想だなって気持ちと同じように、黒人はそうゆうものなんだなってすりこまれちゃうと思う。

日本にいると知れないけど、私たち日本人だって黄色の人種だと差別されるみたいだよね、2019年の今現在でも。

差別して、自分たちのが偉いなんてそんな考え方してる人が今でもいるのが悲しいけど
そうやって小さい頃から教え込まれたらそうだと思っちゃうよね。
でも仕方なくなんなくて なんか変だな、差別するなんて恥ずかしいなって
いつのまにかなくなればいいと思う
あと何十年かかるのかわからないけれど。
何百年ってレベルなのかもしれないけれど。

なに?同じ人間なんですけど!
ダッサ!未だに差別なんかしてんの?!
バカ〜〜〜笑
って、言ってやりたくなった、ドクを食事させなかったあのレストランのあいつに。笑
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