テーマがテーマだけに、いつもの下品な毒気が抜けてるのがチョット淋しくはありますが、重たくなりがちな話をコミカルで優しい作品に仕上げているピーター・ファレリーの監督力が素晴らしいのです。
もちろん、主演二人の演技も絶妙です。
まさかの体型に仕上げて来たウィゴ・モーテンセンの粗暴な喋り方やピザの豪快な食べ方、最近やたら色々な作品で見かけるマハーシャラ・アリの気品感じる立ち振る舞いやピアノの演奏シーンの時の表情、そして車内での二人の掛け合いにはホンワカ気分にさせられました。
以前ケンタッキーに行った事があり、実際に本場のKFCのチキン食べて感激した事を思い出したのですが、アメリカ人でも本場のは嬉しいものなんですかね?(^o^)