このレビューはネタバレを含みます
白人でも黒人でもない自分はなんなんだ
社会的な成功者のように見える彼の孤独な戦い
社会的な価値観を超えた「人」としての付き合い
「社会の目」がなんなのか、誰が作ってるのか、それの意味はあるのか、疑問である。
誰も彼も1人の人間だし、言ってしまえば動物と絆を作ることもできる。
人間の社会生活の中にあるルールは秩序をもたらすが、いき過ぎたルールは監視になる。誰かの自由を奪ってまでスムーズに世の中を運営する必要があるのだろうか。
フライドチキンの骨を笑いながら車から投げ捨てるシーンは、ラストのジャズセッションのシーンと並ぶほど印象的だった。