まいった。非の打ち所のない、完璧な映画。
脚本、演技、音楽、照明にいたるまで、すべてが良すぎて、何から書いたらいいかわかんないですね(笑)
トニーがはじめてシャーリーの演奏をみたあと、奥さんへの手紙に『あいつは天才だ』って書いてるとこが最初のハイライト。
キャラは粗暴だけど根は素直なやつっていうのがここでわかって、一気に親近感がわきました。
そこからは名シーンのオンパレード。
対照的な2人がはじめて心をかよわせる、フライドチキンを食べるシーンも最高だったし、ラスト、奥さんの粋な一言からの幕引きも見事。
最初の方でコップを捨てたのを知ってたからこそ、トニーの変化がうれしくてのあの一言だったんでしょうね。聡明な奥さん、素敵。
大好きな映画がまたひとつ増えてうれしいです。ありがとう。