りぬ

グリーンブックのりぬのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.6
 時々親子のような、悪ガキンチョと優等生だけど仲のいい小学生みたいなそんな2人の関係性が大好きです。一見合わなさそうな2人がなんだかんだ上手くやっているのがとても可愛くて大好きです。ケンタッキーのシーンは毎回頬が緩みます。

 実話をもとにした社会問題(人種問題)のお話は、ヘビーになりがちですが、この映画はきつい人種差別描写があるにも関わらず、2人のほのぼのとした雰囲気のおかげで心温まる気持ちになります。

 黒人を拒否する理由がしきたりだから、伝統だからってほんとくだらない理由です。どのシーンも理不尽すぎて腹が立ちます。

 また、この映画は最後に登場する警察官がいい味を出してますね。全警察官が黒人差別をするという先入観を前半で勝手に持ってしまっていたので、優しい人で『はっ』とさせられました。

 何回でも見たくなる大好きな映画です。
りぬ

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