本作品の舞台は、ウクライナのチェルノブイリ遊園地、チェコのセドレツ納骨堂、日本の青木ヶ原樹海、トーゴのアコデセワのブードゥー崇拝市場、メキシコのソチミルコの人形島、日本の軍艦島と共に2012年CNNが選定する世界7大心霊スポットに選出された実在の廃病院「昆池岩（コンジアム）精神病院」。
韓国最恐の心霊スポットを元にした話で、この病院では相次いで人が亡くなったり、遂には院長が行方不明になったりとの噂も。また｢心霊スポットあるある｣の尾ひれのついた噂の拡大により韓国随一の心霊スポットとなっている。
そんな場所をテーマにした本作品は、韓国ではホラー映画の売上歴代2位となる大ヒットしました。
本作品の凄い所は撮影された場所が「昆池岩精神病院」、つまり実在する本物の建物が使われたと言われていること。実話をもとにした映画で本物を使うというリアリティー。そこに忍び込むYouTuber。POV視点による登場人物たちの姿と、恐怖映像。しかもYouTuberたちは最新鋭？らしき撮影技術を駆使して生中継を敢行。訪れるのは呪いの天罰なのか。そして絶対に開かない謎の402号室……。
何だか映画館での久しぶりのホラー映画な気がして始まる直前までビビりまくってましたが、1番ビビったのが観客の女の子のリアクションという……。いや本編が怖くないわけではないんですけど、近くの席から嗚咽が聞こえてきたんで…怖かった……。雰囲気がめっちゃ怖い作品なんでホラー好きは一見の価値ありじゃないですかね。
