久し振りに時代劇の鑑賞でした。ほぼ10ヶ月ぶりの事でした。
それに役所広司さんの重みのある演技に豪華な出演陣で落ち着きのある作品を鑑賞出来ました。
すっかり歳を重ねられた仲代達矢さん、香川京子さんの懐かしい姿に会えた事も嬉しさを感じました。
大政奉還が行われた後の戊辰戦争に巻き込まれた越後の小藩・長岡藩家老を役所広司さんが演じています。
日本国内での争いを避けるべく考慮を進めるが徳川家との縁を断ち切ることが出来ずに・・・
領民と藩の家臣の行く末を案じる家老の想い武士としての信念は渡辺謙さん演じた『ラストサムライ』と重なるようにも思います。
静かな想いを感じながらの映画鑑賞には丁度良い作品でした。