りめんばーみー

華氏 119のりめんばーみーのレビュー・感想・評価

華氏 119(2018年製作の映画)
4.0
濃い。とにかく濃い。
3、4時間分の情報量と濃さ。
だいたい5つの視点で描かれる。
①ヒラリーはなぜ落ちたか?
②トランプはなぜ当選したか?
③オバマは正しいのか?
④アメリカの真の今
⑤新しい動き

歴史学者の民主主義はアメリカでもまだ発展途上であること、壊れる可能性大であるという話がとても深かった。

一晩たっておもったが、民主主義の最大のポイントは、どんなに立場が弱くとも、どんなにマイノリティであろうとも、どんなに小さな声でも、ひとつの声、意見として正当に扱われることにある。
だから、立場が違ったとしても、それを意見として、その人の背景も含めて聞き、理解することにある。
その弱者や小さな声を無視した結果がトランプ大統領として結実したことにあるとおもう。

右派も左派も無く、相手の声を聞くことから始めたいと思った。

観るべし。
りめんばーみー

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