Takuji

ベル・カント とらわれのアリアのTakujiのレビュー・感想・評価

3.9
この素晴らしき人質の日々。
コンサート中にゲリラに占拠され人質となる各国の富裕層方。犯人と人質の間に信頼関係のようなものができる場合があるとはいいますが、この作品で面白いのは言語や育ち、知性がまったく違うところ。人質から英語や歌を学ぼうとする彼らはとても純粋。それだけにラストが切なすぎる…。
出会う場所が違ったなら彼らは友人や恋人になっていたかもしれないのに…。
こんな作品だとは思っていなかったのでその衝撃もあり、かなり刺さりました。
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