ベル・カント とらわれのアリアの作品情報・感想・評価

上映館(36館)

「ベル・カント とらわれのアリア」に投稿された感想・評価

せりな

せりなの感想・評価

3.0
テロリストにも感情移入できるし、いい話ではあるんだけど脚本が微妙な感じがしてしまった。展開の仕方が、ラストシーンに繋げる為のエピソードと感じさせてしまうのが勿体ない。テロリストとの緊迫感を描いた作品ではないから、映像でメリハリつけるのは難しいのかも知れないけど。
実際の事件を取り入れてはいるけど実話ではないので、工夫が欲しかったな。
歌唱シーンはジュリアン・ムーアは歌っている雰囲気とか出すのは上手いんだけど、声のトーンに違和感を感じてしまって私には合わなかった。
吹替の人の歌声は素晴らしいんだけど…
良かったところは加瀬亮!
多言語を操りながら自然な演技をしていて素晴らしかった。
通訳する際に何語でも大丈夫ですよとか言ってみたい。
渡辺謙は相変わらずチャーミング。
テロリストを完全な悪と表現せずに、その裏側にも光りを当てていたり、政治に対する批判が込められている点は良かったと思う。
小説の方が面白いのかな?
samiam

samiamの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とてもよく出来た映画。フィクションだが、現実の世界で起こっていること。
途中犯人と人質の交流が始まった頃から、いつ特殊部隊が踏み込んで来るのかと、動悸が激しくなり、また、結論が見えてきて涙が止まらなくなった。
暴力に訴えることを肯定することは到底出来ないが、暴力に訴えること以外に政府の圧政(それが有ったのか、それがどれだけのものであったのかも知る由もないが。。。)に抗うことが出来ないと信じざるを得ない人々かいる現実が本当に悲しい。

みゆきさんの唄、4.2.3が頭の中で鳴っている。。。
nana

nanaの感想・評価

3.9

良かった

評価が低かったが期待を裏切った良さだった。

1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件に着想を得て作られた今作。

「ホテルムンバイ」で緊迫した残虐なテロ事件を観ていた後だったが、そちらとはかなり違う趣きになっている。


南米のある国の副大統領邸で開催されたパーティー。
日本人実業家のホソカワ(渡辺謙)主催で彼のお気に入りのソプラノ歌手、ロクサーヌのコンサートが開かれる予定だったが、突然テロリスト達が乱入し建物を占拠する。
交渉人を介して自分達の要求を政府に求めるテロ集団。
そこから人質とテロリストの共同生活が始まる

人質ファースト
テロリスト達に人質を傷つける意志は無い。
あくまで交渉の材料だ。

話し合いが平行線をたどる中で時間が経過し、それぞれの生い立ちや抱える事情を理解し合い、双方に信頼関係が芽生える。
素直になる少年兵や、友人や師弟のように異なる立場で出来ていく感情。
協力しあい生活して行く。

ストックホルム症候群?
と、鑑賞前は想像していたがそれとも少し違う。
民族や人種的に他者をバカにしたり差別する人がいない。
庇い合うのは本当の愛情が生じたからだと感じた。

登場人物が良い人ばかり。
立場を忘れれば全員が家族のようになれそうだ。
束の間、そんなふうになってしまっている。
その中で二組のラブロマンスも盛り込まれる。

世の中で決して交わることの無かった富裕層と、虐げられて来た人達。
この2つの種類の人間の心の通じ合いを巧く伝えている。

テロを題材にはしているが、人間味溢れるヒューマンドラマ


「500年諦めさせたからまた諦めると思ってるのか」

民族紛争の悲しさ。
テロは許されるものではない。
決してあってはならない。

鑑賞中から、この方法を選ぶ者がいない、テロリストを作らない世の中を望む気持ちになった。

全てのテロリストが彼らのような人達では無いだろうけど…。

交渉人。
温かく見せてクール。
作品に入り込み過ぎたが恨んではいけない。
彼は任務を全うしただけなのだから。

エンドロールの音楽がぬるく感傷的になりすぎた感情を引き戻す。

冷静になればやはり、いけないことなのだ。
どんな事情があっても。

キャスト全員の演技が素晴らしく、その表情に惹きつけられる。


観て良かった
yuchan

yuchanの感想・評価

3.7
テロリストと人質との交流を描いたおはなし。実際の事件が元になってる架空の話でいいのかな。

淡々としてたけど最後まで飽きずに観られた。長く一緒にいることで心を許せるようになれるんなら何とかならなかったのかなと思ってしまう。切ない物語。
2人の愛は誰にも止められない的テラスハウス現象は、愛に飢える観客への媚薬であるはずが、その鼻につくチープさが払拭できなかった。
wanda

wandaの感想・評価

3.5
人が理解しあうのに、必要なのは言葉か?テロリストと人質が歌をきっかけに心を通わせいく。奇妙に見えるけどテーマは愛なので。

それよりも!ジュリアン・ムーア!
ジュリアンの口パクや「アリガトウ」「ノッカッタ?」という日本語までも堪能できるこの映画を3年待ってましたから私!だからジュリアンに会うためにまた観に行きますよ!(笑)


これから先は結末に触れます。





ジュリアン演じるオペラ歌手ロクサーヌは、結構ドライというか、歌うか歌わないかはお金次第のキャラクター。
でも渡辺謙が演じるホソカワの優しさに触れ、英語と日本語という言葉が通じない状況でも彼と交流をしていくうちに愛を深める(彼女自身も変わったからこそ、最後のあの舞台)
通訳者のゲンとカルメンもそうだし、他のテロリストと人質の関係も次第にやわらかいものに。立て籠りの官邸が彼らの「家」のような安らぎの場所になって。

人質がどうやって脱出するか?という緊張感を描くのではく、音楽や人との交流を通じた、こころの触れあいを描くことがメインだと思う。武力では何も解決しないんだよ、というか。
だから、呆気なく、そして衝撃的なテロリスト達の「終わり方」がやるせない。
彼らに感情移入しちゃった私は、人質と同じ目線で映画を見てしまったのだろうな。

ところで、以前、ルネ・フレミングとジュリアンの何かのインタビュー読んだけど、ジュリアンは実際にオペラ観に行ったりトレーニング受けたりしながら、オペラの歌い方(声の出し方)を学んだけど、かなり苦戦したそうな。口パクはそんなに違和感なかったけど、やっぱりオペラは独特だなぁと違和感(どっち)
それ以外のロクサーヌのキャラクターの部分は「あぁ、いつものジュリアンだわ~」と思いながらファンの私は観ていました(笑)
@cinema_cafe様のご招待で試写会で鑑賞。
ペルー日本大使館で起きた立て籠り事件をベースにした作品。
副大統領邸に監禁された人質たちと、それを見張る犯人たち。全く反対の立場だけど共同生活をしていくうちに少しずつ心が通い合っていく過程が、どんなに対立し合っていても根っこは同じ人間同士なんだということを痛感させられます。
普段私たちがメディアの報道で得ている情報はほんの一部の表面上のものにしか過ぎないんだなと考えさせられる作品でした。
AKINA

AKINAの感想・評価

5.0
本当にあった実話武装ゲリラによる大使館占拠人質と犯人たちが日が経つうちにゲリラ軍と人質達が少しずつ言葉の会話等交流している隙お狙いゲリラ全員射殺抵抗すること出来ない状態での無抵抗に関わらずに射殺全員じゃなくても良かったのでは感想です
aratake

aratakeの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

必ずやってくると分かってた最後
そしてジュリアンムーアの鬼気迫る歌うシーン
テロリスト側の苦悩が薄い分見てる側の緊張感が足りないかな
AKI

AKIの感想・評価

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俺は加瀬亮さんが演じているSPECシリーズの瀬文焚流が大好きなんだ。
久しぶりに加瀬亮さんが観れて嬉しかった。
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