ジョーカーのUkyoKobayashiのレビュー・感想・評価

こちらも観たのに書き忘れていたので今更ながらレビュー。マーベル映画には全然詳しくなかったがそれでも何も困らず観れた。マーベル映画のヴィランとしてのジョーカーだとは結局思わず観ていたし。タクシードライバーとキングオブコメディのオマージュが大量に含まれていることを知らずに最初観ていたので、両作品とも観た今もう一度観たい映画だと思った。
ジョーカーの格好するまでの主人公は全く冴えない感じでいわゆる社会不適合者なんだけどやっぱりジョーカーの格好するとどんな悪事をしていたとしてもめちゃくちゃカッコいい。社会的構造に起因する悪事なので一概にこれを悪事と呼んでいいかはわからないが...
途中でクリームのホワイトルームが流れた時は感動のあまりガッツポーズしてしまった。意味深なラストも余韻が残ってもう一度観たくなるような造りで良かった。紛れもない傑作。