このレビューはネタバレを含みます
京王線ジョーカー事件の影響で、日本でこの映画が観れなくなるという噂を聞いて急いで鑑賞したものの、一つもスカッとしないし、一つもストーリー構成の妙で驚かなかった。
観る人が観たら、繊細な心情描写によって感情の機微に触れるのかもしれないが、救いのないヒューマンドラマは好きではないので何とも言えない後味になってしまった。
また、個人的には、ゴッサムシティでケラケラ笑いながら悪の限りを尽くすジョーカーには生まれつき悪の遺伝子を持った存在でいていてほしかった。
ネウロのシックス、DBのフリーザ・セル、ダンロンの江ノ島盾子みたいな悲しい過去なんてない純粋悪を期待してた。