浮世

ジョーカーの浮世のレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
5.0
アーサーが笑うとき、貧乏ゆすりをするとき
ダンスをするときはどんな気持ちなのか。
画面に映し出される数字。
時計の針のさす時間など細かく分析しながら観ると楽しい映画。
だんだんと狂っていくというよりは
閉じ込めていた心が解放されていくというお話しだと感じた。
アーサーは母に父に恋人に社会に
とにかく誰かにハグして認められたかった。
母親の待つ家に帰る時のはてしなく長い階段をジョーカーにになって軽やかに降りていく姿に鳥肌が立った。
アーサーが踊るときは本人の解放された思いが切なくて毎回苦しくなる。でも何回も観てしまう映画。とにかくホアキンが最高。
浮世

浮世