サインで宇宙人にビクっ!としてたホアキン・フェニックスとは完全に別人だった。微力にもならないけど、この人のアカデミー主演男優賞の受賞を全力で応援。
生理的に決して受け付けられるキャラではないのに、なぜかとても応援したくなる。これってなかなかない感情。だって生理的に受け付けないって相当なことだよ。しかも、もうこれ以上こんな哀れな主人公を観たくない…と思いつつも2時間の上映時間でも少なすぎると感じてしまう。それくらいスゴい映画。
あくまでエンタメである映画とリアルな世界とを一緒にしてはいけないんだけど、こんな世の中じゃジョーカーみたいな人いそう。杞憂であってほしいけど、格差社会に虐待に…どことなく今の世の中と似てるんだもん。