このレビューはネタバレを含みます
悲しい怖い苦しい痛い辛いとかそういう言葉で片付けられない気持ちでいっぱいになった。客観的に一方的に見たら悪って悪だけど、その悪には色々な関係が複雑に絡まり合ってて、正義が悪だったりするのかもなあ、人間何してもいいわけじゃないけど。ピエロメイクが涙で滲んでるのがすごく印象的だった。アーサーという仮面を被ったジョーカーが言った言葉がいちばん魂がこもってた。し、パトカーの中から見たあの景色の綺麗さはジョーカーにしかわからないしわかっちゃいけない気がした。
けどどこかもっとすごいものを期待していた自分もいたのかもしれない。みんなの「ヤバい」の声を目にしてたからもっともっと残酷でひどい世界を想像していた…かも…
