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ジョーカーのはたのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.2
ジョーカーはやや精神的に不安定ではあるが決して人の心を考えられない人間ではなかった。その彼を狂気に駆り立て化物へと変貌させたのは社会か、いやそのような陳腐な表現では表せないどす黒い何かである。ジョーカーはハッピーな事などない自らの人生を喜劇と言った。ジョーカーの本質は「糞の掃き溜めのような世界が呆れるほど可笑しい」であると思う。バットマンシリーズは多くの人の価値観に良くも悪くも影響を与える。この映画を見ればあなたの価値観にも少なからず影響があるだろう。
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