鑑賞後に思ったのは1人で来てよかっただった。
重苦し鬱映画だとある程度覚悟して鑑賞しにいったが、そこに写っていたのは見ていられなくなるような恐怖のピエロではなく、ただただ人に愛されたかった1人の人間の悲しみだった。
この映画を不快に感じる人がいるかもしれないので人にあまりオススメはできない。しかし普通や世間というものに上手く順応できない人達の息苦しさをジョーカーというキャラクターを通して鮮明に描かれている素敵な映画であったので個人的には好き。
構図、色彩、音楽、ジョーカーの笑い声、それだけでも見る価値はあった。
