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ジョーカーのtubure400のレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.0
バットマンシリーズは基本的に陰々滅々としていて、JokerならずともWhy So Serious?と言いたくなるような仕上がりだったけれども、『Joker』も暗いし、重いし、シリアスだった。DCシリーズの限界に挑戦したかったというだけあって、暗めの重め、ニンニクマシマシ血糊多め、という過激さだった。最終的に男のロマン的なものに昇華されていく感じが、どうも釈然としないけれど、ホアキン・フェニックスの演技がひたすらカリスマチックではある。ただ、これは、仮に主演が(『スーサイド・スクワッド』のジョーカーみたいな)何気ない普通のイケメン俳優だったら1mmも面白くないのではないか、という思いが拭えなかった。
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