ニートM

ジョーカーのニートMのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

感想というかもう日記。

"The worst thing about having a mental illness is that people expect you to act like you don't"


賛否両論ありますが、私は結構好きです。
でも、終始眉間にシワを寄せて見ることになったので、2~3回と繰り返し見ている人はどういう気持ちで見ているのか、単純に気になります。

ゴッサムに漂う重油のような雰囲気が常にまとわりついて、自分が鬱病でいちばんひどい時を思い出してしまったのでその瞬間に「二回目は無いな〜」と思いました。

他人にとって大したことないできごと、誰が見ても目を覆いたくなる出来事、様々な事が積み重なって、ギリギリを保っていた石が崩れる時。

今の私の中にジョーカーはいない。

でも、ノートに「普通でいることを強いられるんだ」と言うような言葉を、誤字脱字まみれで、ポップに書いているシーンで
あぁ、私にもそう思っていた過去は間違いなくあったね、と涙がふわっと出てしまいました。

デートには向きません!